いろいろやってみよう

XBRLからEXCELを使って財務指標を計算する方法は一通り説明しました。後は、実践あるのみです。
実際に、さまざまな企業の有価証券報告書XBRLデータを使って財務分析をしてみてください。
例えば、特定の企業の過去の全XBRLデータを集めてきて、時系列分析をするのもよいでしょう。EDINETにはXBRLデータは2008年7月以降に開示された有価証券報告書(半期・四半期報告書)分がありますので、過去3年分くらい集めることができます。
ツールを使って四半期ごとの売上高や利益の推移をまとめ、EXCELのグラフ機能を使えば簡単・きれいに説得力のある資料を作成できることと思います。
ライバル企業のデータを集めて比較分析する、なんていうのも同じです。
EDINETだけでなく、TDnetで開示されている決算短信や業績予想などもXBRLで開示されています。ツールはEDINETのXBRL向けに作成しましたが、TDnetのXBRLでも問題なく動作しますので、投資家はXBRLデータから投資判断を自動で行うようなロジックをEXCELだけで作成することができるでしょう。

ダウンロードがめんどくさい

XBRLを使えば使うほど感じるのは、現在のEDINET/TDnetだとXBRLを集める作業がめんどくさい、という点につきます。XBRLがコンピュータで使われることを想定しているのにもかかわらず、EDINETもTDnetも、ダウンロードを手作業でやらせることを想定しています。これは、EDINETやTDnetに対して、XBRLのほうが後付けの機能なので仕方がないところもあります。
この点に関しては、[有報キャッチャーウェブサービス AtomAPI]で、簡単なAtomAPIでXBRLデータを取得できるサービスが展開されています。
とはいえ、やはり開示元であるEDINETやTDnetから1次ソースをいち早く確実に取得したい、というのが情報利用者の本音だと思います。
2013年に稼動が予定されている次世代EDINETでは、この点が改善されることを大いに期待しています。

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